いよいよ2019年10月には消費税が8%から10%に増税されます。
車の買い替えのタイミングが近づいているという方にとっては、車両価格を考えると2%の差というのは大きいですよね。
ただ過去の消費税増税の時を振り返ってみると、増税で売上が極端に落ちないように値引きがあったり、税金の優遇措置があったりしたので、購入時期は10%増税前と後のどっちがいいのか迷っている方も多いことと思います。
そこで今回の記事では、自動車の購入時期を迷っている方に向けて、
- 10%増税前と後の値引きや税金等の違い
- 購入時期によるメリット・デメリット
を紹介していきたいと思います。
調べてみると、8%から10%に増税される消費税以外にも、自動車購入に関しては時期によって、さまざまな税金や制度などに変更があることがわかりました。
検討してみた結果、個人的には消費税10%増税前に車を購入したほうが良いのではないかという結論になりましたので記事の中で紹介していきたいと思います。
しっかりと購入時期によるメリット・デメリットを把握して、ぜひお得に車を買い替えてくださいね!
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車の購入時期は消費税10%増税前・後どっちがいい?
自動車の購入といえば一大イベントで、車種選びという楽しみがある一方、大きな出費も伴いますよね。
消費税だけを考えてみると、全く同じ車を購入するのに増税前後で数万円変わってくるのであれば、増税前に購入したいと思うのも当然です。
相方と緊急会議。お題は「消費増税前、いつ車を買い替えるか」。とりあえず、車検が来月に迫っている状況もあり、早期に決断を出すことで一致。ちなみに、車は日産のエクストレイルを購入予定です。
— AMATCH (@AMATCH28) 2018年11月2日
ただ自動車の購入時期は、消費税だけでなく他にも税制の変更や値引きの違いなど、複雑な要素が関係してくるので悩んでしまいますよね。
車を消費税10%増税前・後のどっちで購入するかによって変わってくる金額には以下のようなものがあります。
- 消費税
- 自動車取得税
- 環境性能割
それぞれの項目について、どのようなメリット・デメリットがあるのか、順番に見ていきたいと思います。
メリット・デメリットを比較
消費税増税の前後で車を購入するのにどのようなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。
消費税が8%→10%に増税
もちろん増税前後で変わるのは8%から10%になる消費税です。
過去の0%→5%、5%→8%への増税時と比べると一番小さい増え幅の2%の増税ですが、自動車の価格を考えると無視できる金額ではありませんね。
- 300万円の車の場合 差額6万円(消費税額24万円→30万円)
- 500万円の車の場合 差額10万円(消費税額40万円→50万円)
- 800万円の車の場合 差額16万円(消費税額64万円→80万円)
消費税の差額だけで10万円を超えるような車を購入する場合、増税前に購入するメリットは大きいですね。
もちろん車両本体の価格だけでなく、オプション品や代行費用などにも消費税はかかってきます。
購入金額トータルで考えると、消費税増税の影響はかなり大きくなりますね。
自動車取得税の廃止
現状普通自動車には3%、軽自動車には2%かかっている自動車取得税は、消費税10%増税時に廃止される予定になっています。
もともと自動車取得税は、自動車購入時の消費税との二重課税が指摘されていて、消費税が5%から8%への増税時に、普通自動車は5%から3%へ、軽自動車は3%から2%へと減税された経緯があります。
今回の消費税10%増税でやっと廃止になるんですね。
ほぼ今回の消費税増税分が自動車取得税の廃止によって現状とあまり変わらないイメージがありますが、次の項目で説明する環境性能割の分だけ、さらに負担が増える可能性もあります。
環境性能割の導入
消費税10%増税時に新たに導入が予定されている環境性能割は、燃費性能によって税率が0%〜3%に変わる新しい税です。
購入年の自動車税または軽自動車税に上乗せされる税金で、これなら実質的には自動車取得税はなくなってないと感じる方もいるのではないでしょうか。
自動車取得税が廃止されて環境性能割とかいう新税が創設されるらしいですね。どのみちアバルトは全く減免に引っかからず、消費増税の影響をモロに受けそうです。
— まっちゃ (@695Grigio) 2018年9月20日
買い替え時期が来てるなら消費税10%増税前の購入がお得!
他にも自動車本体の値引きに関しては、増税後の販売の落ち込み具合によって大きくなるのか小さくなるのか不確定だったり、複雑な要素が数多くあったりするので、まずは一度ディーラーや中古車販売店へ足を運んで早めに商談をしてみることをおすすめします。
消費税8%が適用されるためには、9月中に登録が完了している必要があるので、そもそもギリギリのタイミングでの商談では、納期的に8%の金額を選択できないという可能性もあります。
結局現状確定している自動車取得税の廃止&環境性能割の導入の差し引きでほぼ変わらないないなら、消費税増税分の2%を余分に払わずにすむ増税前の9月中の登録で購入することをおすすめします。
あるのかどうかわからない値引き狙いで10月まで待って、消費税の増税分の費用を払うのであれば、もし値引きがなければ何のために増税後に購入するのかわからないですからね。
世間では増税後の落ち込みをカバーするために値引きが大きくなるのではないかという噂もありますが、そもそも本当に値引きがあるのか不確定ですし、どのくらい販売が落ち込むのかは実際に増税後でなければわかりません。
未確定な噂の話でいえば、増税直後より決算期の2020年3月の方が値引きが大きいのではないかという話もあり、振り回されていたら結局買うタイミングがわからなくなってしまいますよね。
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ディーラーの下取りと買い取りサービスの会社では5〜60万円以上の差額があることも普通にあります。
300万円の自動車の購入で2%の差を考えて増税前後どちらがトクか考えても消費税だけで6万円の差しかないので、オトクに車を買い換えようと思うと新車の値引きと愛車の買取額のトータルを考える必要があるんです。
通常乗り換えをする時は、新しいクルマを購入するディーラーで下取りを行ってもらいますよね。
確かにディーラーで購入と下取りを同時におこなえば手間はなくラクチンです。
でも考えてみるとデメリットや不安も思い浮かびませんか?
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- 下取り金額と車本体の値引きがあいまいで正確な下取り金額がわからない
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まとめ
今回は2019年10月の消費税10%増税を控え、自動車の購入は増税前・後どっちがいいのか迷っている方に向けて、メリット・デメリットについて紹介してきました。
正直言って現状では複雑な要素が多く、値引きに関しても実際の増税後の売れ行きがどうなるかの影響もあるので、よく考えてお得に購入したいという方が多いのも納得できます。
重要なのはできるだけ早く商談を始め、9月末登録ができるのかどうかの確認をし、自分がどちらも選択できる状態で検討することですね。
欲しい車が決まっている場合や既に買い替えの時期が来ている場合には、値引きなどのタイミングは考えずに、消費税が8%の9月末までに登録・納車して新しい車を楽しむことをおすすめします。
不確定な値引きのタイミングよりも、既にわかっている消費税増税・自動車取得税の廃止・環境性能割の導入について検討して、納得できる購入時期を選択してくださいね。
お得に購入するためには値引きや税金の金額より、今乗っている車がいくらで売れるかということの方がトータルで見ると差額は大きくなるので、ぜひ一度査定を依頼してみることをおすすめします!
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