電気を貯めておくのがバッテリーです。
では電気をつくるのはどのパーツでしょう?
それがオルタネーターです。
オルタネーターは小型の発電装置です。
エンジンの回転を利用して発電しています。
今回はオルタネーターの交換時期の目安や寿命などのお話をします。
オルタネーターの交換時期の目安はどのくらい?
オルタネーターは電気パーツを正常に稼動させるための重要パーツです。
エンジンルーム内で酷使されているわけですから交換が必要となるパーツの1つです。
ここでは一般的な交換時期などの解説をします。
泣き面に蜂でJAF来てもらってる、、、(パオひさびさのバッテリー上がり(オルタネーターなる部品が寿命らしい pic.twitter.com/yIb9d57OYd
— ジロウ (@jiro6663) June 17, 2019
オルタネーターは改良が重ねられたことで、30年前から比べれば随分故障の少ないパーツになっています。
それでもパーツであることから交換の必要性の出てくるパーツです。
- 一般的には、オルタネーター本体自体は、10年10万㎞前後といわれています。
- オルタネーターを駆動するためのプーリーなどは、3年5万㎞~故障する事例が増えています。
- オルタネーターにはレクティファイア(交流から直流に変換)、ICレギュレーター(電圧制御)など、水を嫌うパーツが付属しています。年数や距離に関わらず、故障する可能性のあるパーツです。
オルタネーター本体の寿命は10年10万㎞くらいは、ノーメンテナンスで使用できることが多いですが、稼動させるためのプーリーやベルト類は、その半分くらいでメンテナンスをするのがよいでしょう。
オルタネーターの寿命の前兆や交換費用を解説!
経年変化や使用距離数だけでなく、オルタネーターが故障してしまうなんてこともあります。
オルタネーターが故障したときの前兆や症状を解説します。
昨日やっと交換できたわ笑
最近電圧が不安定で
暖気後アイドリングで13.2v
全負荷時で12.8vぐらいまで下がってたから
予防としてオルタネーター交換
交換後は
暖気後アイドリングで13.8v
全負荷時で13.6v
新車の時から付いてたと思われるオルタネーターは寿命ですかね笑
それか容量上げたからか?笑 pic.twitter.com/MNkoouGF8d— eREn@R33 (@eREna_R33) October 14, 2019
メーター内の警告灯(バッテリーランプ)が点灯
バッテリー自体の故障とオルタネーターの故障、もしくは両方の場合が多いです。
オルタネーターの故障の場合はバッテリーの交換が必要になる場合が多いです。
オルタネーター周辺からの異音
オルタネーター付近からカラカラ、ガラガラ、キュルキュルと異音がした場合は、オルタネーターを駆動させるプーリー、ベルト、ベアリングの故障が考えられます。
エンジンの電装パーツの少子が悪い
よくあることですがバッテリー交換をしたのにエンジンの調子が悪いなんて時は、オルタネーター故障の可能性が高くなります。
または電気がリークしてオルタネーターが制御できていないなど。
オルタネーター故障の際の修理費用の目安は?
オルタネーター自体でなくプーリー、ベルトなどの修理の際は、工賃+部品代で、10,000円(軽自動車)から20,000円(普通車)くらいで修理できるでしょう。
オルタネーター内のICレギュレーター修理などは、工賃+部品代20,000円くらいでしょう
オルタネーター自体を交換する場合は、新品で部品代は、50,000円から100,000円くらいです。
工賃は10,000円前後です。
新品ではなくリビルト品を使用することで、部品代が半額くらいとなるでしょう。
オルタネーターをリビルド品に交換。この前バッテリーも交換したしこれで当分は大丈夫でしょ👍 pic.twitter.com/0kLRPMcsZ6
— shuto@KLX250 (@tora_moto) December 7, 2019
まとめ
オルタネーターの交換時期や修理金額などをまとめると以下のようになります。
- オルタネーターの寿命は、一般的に10年10万㎞、周辺パーツは約半分くらいです。
- 使用環境などによっては、突然寿命が来ることがある(水などの浸入)。
- 故障に気づくには、メーター内警告灯、異音、車の不具合などがあります。
- 修理金額は、周辺パーツで10,000円~、オルタネーターのパーツで20,000くらい。
- オルタネーター新品交換は、60,000円~位で、リビルト品なら半分くらいのパーツ代でしょう。
今回は、オルタネーターの寿命や故障原因、交換費用などのお話をしました。
車を動かすのに必要不可欠なパーツです。
異常と感じたら放置せずに対応しましょう。