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車のウォーターポンプの役割とは?故障時の症状や交換費用も解説!

車に使用されているパーツには色々なものがあります。

その中にウォーターポンプというパーツも使用されています。

 

エンジンにとって重要な役割を担っているパーツです。

今回はこのウォーターポンプの役割や故障についての解説していきたいと思います。

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車のウォーターポンプの役割は?

ウォーターポンプっていったいどんな役目を担っているのでしょうか?

エンジンは爆発によって生じたエネルギーを回転エネルギーに変えています。

 

ということは非常に高熱になっています。

高熱状態が続くとエンジン破損につながるのでエンジンを一定温度に冷やし、保つ必要があります。

 

ウォーターポンプはエンジンを冷やすための冷却水をエンジン内部に送り循環させる役割を担っています。

冷却水とはラジエター液(赤や緑、青などの色)とも呼ばれ、ラジエターコアを通過することで冷却水を送風にあてて冷却しています。

ウォーターポンプは、エンジンが正常に動くために重要な働きをしているといえます。

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ウォーターポンプが故障した時の症状や交換費用も解説!

ここではウォーターポンプが故障した場合どういった症状が出るのか、またその修理にはどのくらいの費用がかかるのかなどを解説します。

ウォーターポンプが故障した場合

ウォーターポンプが故障すると、まず「キィキィ」や「キーン」と異音が出る場合が多いです。

また「ウォーン」や「ガラガラ」といった異音がする場合があります。

 

エンジンに付属しているパーツですので、エンジン付近から常時このような異音が発生します。

  • 「キィキィ」・「キーン」・「ウォーン」という異音の場合は、ウォーターポンプのベアリングや回転羽などから発生している場合が多く、回転自体はしていますので、ラジエター液の循環は一応されている場合が多いです。ただし金属と金属が擦れた音になりますので、鉄粉などがラジエター液に混ざることが多いです。
  • 「ガラガラ」という音になると症状がだいぶ悪化してきて、ウォーターポンプ本来の性能は損なわれている場合が多いです。

 

ウォーターポンプが故障してしまうとエンジンに冷却水を送ることができなくなるために、エンジンがオーバーヒートしてしまうことにつながります。

最悪の場合エンジンが破損してしまいます。

ウォーターポンプの交換費用は?

ウォーターポンプの交換費用はいくらくらいかかるのでしょうか?

メーカーや車種、車の排気量などによってウォーターポンプの価格はさまざまですが、7,000円位から20,000円くらいまであります。

 

一般的に排気量の小さいエンジンのほうが安いことが多いです。

これに10,000円から20,000円前後の工賃がかかるでしょう。

 

ウォーターポンプの一般的な寿命は10年・10万キロ強の耐久性があるといわれています。

しかしながら10万キロ前後で交換することが推奨されています。

 

これは、タイミングベルトの寿命とリンクさせているためです。

タイミングベルトの交換とウォーターポンプの交換を同時に行うことで、上記の工賃がかなりお安くなるという利点もあります。

まとめ

ウォーターポンプの役目や故障、交換費用をまとめると

  • ウォーターポンプは、エンジンの温度管理をするのに重要な役目を担っています(冷却水循環)。
  • ウォーターポンプの故障では、異音が発生し、故障してしまうとエンジン破損につながります。
  • 交換費用は、パーツ代が7,000円から20,000円位で、工賃が10,000円から20,000円位です。
  • タイミングベルトと同時交換することで、費用が抑えられます。

 

ウォーターポンプは車を動かすエンジンにとって大事な冷却を行うパーツです。

故障するとエンジン不調からエンジン破損につながる大事な部分でもあります。

故障してしまう前に交換することが重要でしょう。

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