年末年始には毎年旅行や帰省などで、高速道路を利用する方も多いことと思います。
そこで気になるのは高速道路のETCの休日割引が適用される日程はいつなのかということですよね。
昨年の年末年始のETC割引は大晦日や1月4日が平日扱いになっていたこともあって休日割引が適用っされずなかったので、2020年の年末年始はどうなんだろうとあなたも気になっているのではないでしょうか。
そこで今回の記事では2019-2020の年末年始に高速道路を通行する予定がある方のために、
- 2019-2020の年末年始ETC休日割引カレンダー
- 時間帯や地域別の割引率や割引の種類
について紹介していきたいと思います。
ぜひ記事を最後まで読んで、2019-2020の年末年始をおトクに高速道路を通行できるように、かしこく予定を立ててくださいね!
2019-2020の年末年始ETC休日割引カレンダーは?
年末年始の移動の予定をおトクに計画するためにも、まずは2019-2020の年末年始の休日割引が適用されるカレンダーをご覧ください。
一般的に年末休暇の始まる2019年12月28日から、2020年1月5日の間で考えると、次の日程に走行する場合休日割引が適用されます。
- 2019年12月28日(土)・29日(日)
- 2020年1月1日(水)・2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)
カレンダー通りの土日と、お正月3が日が休日扱いになるんですね。
去年と違って今年は年始のお正月が飛び石にならず、1月1日から5日かけてずっと休日割引が適用されるのはありがたいですね。
ただ12月30日と大晦日の31日が休日割引の適用外ということに注意してください!
なんとなく冬期休暇中なので、ずっと休日割引が適用されると思い込んでいて、通常料金だったということは避けたいものですね。
休日割引の日程を把握した後は、具体的な割引率や、適用される地域について次の項目でみていきましょう。
時間帯や地域別の割引率や割引の種類を紹介!
ETCの休日割引とは、対象日にNEXCO東日本/中日本/西日本のNEXCO3社が管理する地方部の高速道路、及び宮城県道路公社の仙台松島道路を普通車・軽自動車等で、ETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信により走行すれば、料金が30%割引になる制度です。
対象日に走行するだけで、高速道路の通行料金が30%割引になるという大変おトクなシステムなので、可能であれば休日割引が適用される日程で旅行や帰省の予定を立てたいものですね。
ところがこの休日割引は、東京・大阪近郊の区間は割引の対象外となる区間があるので注意が必要です。
東京近郊の休日割引が対象外の区間
- 東北道(川口JCT~加須)
- 常磐道(三郷~谷田部)
- 関越道(練馬~東松山)
- 東関東道(湾岸市川~成田)
- 新空港道
- 東京外環道
- 東名高速(東京~厚木)
- 新東名高速(海老名南JCT~厚木南)
- 中央道(高井戸~八王子)
- 京葉道路
- 第三京浜道路
- 横浜新道
- 横浜横須賀道路
- 圏央道(茅ヶ崎JCT ~久喜白岡JCT )
- 新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)※
※藤沢ICから茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続走行する場合、休日割引の対象外。
大阪近郊の休日割引が対象外の区間
- 名神高速(大津~西宮)
- 新名神高速(城陽~八幡京田辺JCT、高槻JCT~川西)
- 中国道(中国吹田~西宮北)
- 近畿道(吹田~松原)
- 阪和道(松原~岸和田和泉)
- 西名阪道(天理~松原)、
- 京滋バイパス(瀬田東~久御山淀)
- 第二京阪道路(巨椋池~門真JCT)
- 堺泉北道路
- 南阪奈道路
※上記区間のほか、第二神明道路、沖縄道、関門トンネルも休日割引の対象外
東京・大阪近郊に休日割引が適用されないといっても、やはり年末年始は長距離を走ることが多く、東京・大阪近郊の休日割引対象外の区間から走行し始めたとしても、対象外区間を出て休日割引の対象区間を走行した分はしっかり割引されるので安心してくださいね。
また、もし休日割引の適用されない12月30日や31日にどうしても移動しないといけないという方は、午前0時から午前4時までの間に高速道路を通行すれば、休日割引と同様30%の割引率なので、ぜひ検討してみてくださいね。
午前0時から午前4時の間に高速道路を走ってさえいれば割引が適用されるので、たとえば午前4時前に料金所を通過して入ってしまえば、出口を出るのは午前4時を過ぎていても大丈夫なので、渋滞の少ない早朝に出発してみるのもいいのではないでしょうか。
管理人的おすすめの帰省日と出発日
では具体的に2019-2020の年末年始に帰省したり旅行をする時の出発する日や帰る移動日はいつにするのがお得なのか考えてみたいと思います。
もちろんETCの休日割引が適用される日に移動するのが料金的には一番お得なのですが、高速料金で得をしても渋滞に巻き込まれてしまって移動に時間がかかってしまっては意味がありませんよね。
一般的には年末年始休暇は、12月28日(土)から2019年1月5日(日)の9日間という会社が多いのではないかと思います。
ETCの料金割引を考慮すると、年末年始のなかでも休日割引が適用されない12月30日(月)と31日(火)は避けたほうがよさそうです。
次に高速道路の渋滞についても考えてみましょう。
高速道路の下りの帰省ラッシュが一番予想されているピークは、1月2日(木)~3日(金)と予想されています。
また上りのUターンラッシュは1月2日(木)〜4日(土)と予想されています。
以上のようなことから考えると、帰省は長期間滞在することが可能であれば年内の12月29日に、また帰ってくる移動日も、1月5日(日)にすることをおすすめします。
どうしても長期間帰省ができないという方や、家族の予定でETCの休日割引が適用されない日に移動せざるを得ないという場合には、高速道路を走る時間をずらすことでお得に、渋滞に巻き込まれることなく走行できます。
0時〜4時の深夜割引を利用することができる時間帯に走行すれば、渋滞にあう可能性も少なく、平日でも30%の割引が適用されるのでぜひ考えてみてくださいね!
- 帰省のおすすめ移動日は12月29日(日)
- 帰ってくるおすすめ移動日は1月5日(日)
- 休日割引が適用されない12月30日、31日や渋滞が予想される日に移動する場合は深夜割引の適用時間帯に走行する。
まとめ
今回は2019-2020の高速道路のETC休日割日の適用になる日程や、割引率についてみてきました。
- 年末年始の休日割引は12月28日・29日・1月1日・2日・3日・4日・5日
- 12月30日と31日は休日割引が適用されないので注意
- 東京・大阪近郊は休日割引の対象外の区間があるので注意
休日割引の割引率は30%なので、長距離を走ることの多い年末年始はかなりおトクに走ることができます。
ぜひ休日割引の適用される日程をしっかりチェックして、年末年始の帰省や旅行のスケジュールを賢く立ててくださいね!