車にはエンジンをかけたりヘッドライトを点灯させたり、Music、テレビ、パワーウィンドウ、エアコンなどの電装品が多く搭載されています。
こういった電装品にはバッテリーの力が必要です。
バッテリーは使用していくうちに劣化していきます。
今回はバッテリー交換を自分でする際に必要な道具やバッテリーの交換の仕方などのお話をします。
バッテリーを自分で交換するための準備で必要なことは?
自分でバッテリーを交換する際に必要な工具等は?
- 軍手やゴム手袋、軍手の場合は、内側に滑り止めのついているものが望ましい
- メガネレンチとスパナ(8㎜~12㎜)まで、よく10㎜のスパナがあればとありますが、足りないことが多いでしょう。
- バッテリー液は、眼に入ったら危険ですので、メガネ等で保護しましょう。
- 車のバックアップを取るためのツール(最近の車には非常に重要です)
バッテリーを交換する前に確認すること
ご自身のバッテリーサイズやプラスマイナスの方向性などをきちんと確認しましょう。
この作業をきちんとしないと交換できなかったり、せっかく変えたのに交換の意味が無かったりするからです。
今日は暖かかったのでバッテリー交換しようとしましたが、事前に確認しなかったのも悪いとは思いますが、元が16Bで23Dに変換予定でした。端子・ターミナルのサイズが合わないしで頓挫…
明日も暖かいらしいけど、変換端子が手に入る店があるな分からなくてやむ…— ネルポン (@racoon_dog84) December 10, 2019
例えば46B19Rというバッテリー搭載車なのに、大きいからといって55D23Lというバッテリーを購入してしまったとします。
BとDの違いでプラスとマイナスの端子の太さが違う、RとLでプラスとマイナスの向きが違うなどで取り付けが出来ないということになります。
現在搭載されているバッテリーの規格、サイズなどを確認すると共に取扱説明書やネットなどで、ご自身の車の正確なサイズを把握しておきましょう。
バッテリー交換の手順と注意点も解説!
ここではバッテリー交換手順や注意点をご紹介します。
バックアップツールを使用して、車のCPUやエンジンスターター、オーディオなどのリセットが行われないようにしましょう。
最近の車は電装品や車の調子自体をコンピューターで管理しています。
バッテリーを外して交換だけをしてしまうと、色々な電装品がリセットされてしまうので不具合の原因にもなります。
できれば市販で販売しているバックアップキットを購入しておくと便利でしょう
バッテリーを外す前にバッテリーが走行中動かないようにするために固定されていることが多いです。
このとき使用されているナットなどが、10㎜でなく8㎜であったりします。
この留め金を外します。(バッテリーターミナルに接触しないように注意しましょう)
バッテリー端子は、マイナスから必ず外します。その後プラスを外しましょう。
バッテリーって以外と重いパーツです。軍手などの内側にゴムの着いているものだと滑りづらく便利です。
慎重に古いバッテリーと新しいバッテリーを交換しましょう。
逆の手順で作業をすればバッテリー交換の終了です。
ちなみにバッテリーはプラスからつなぎ、マイナスは後になります。
よほど大変な場所に無い限り、30分もあれば終了する作業です。
古いバッテリーは近くのスタンドや量販店、ホームセンターなど無料で引き取ってもらえることが多いので、新品購入前に確認しておくと良いでしょう。
自分が親の車のバッテリー交換した時は、処分に困って引き取り業者に頼みましたが、足元見られて少し取られました…。それ以来、カー用品店て買って引き取ってもらうようにしてます。
直って良かったですね。そこは自分で車いじる人じゃないとなかなか気づかないですよね。— のんち(のちゃん、nobuwo、のぶ) (@nonchi121) March 31, 2020
まとめ
バッテリー交換に必要な道具や手順などをまとめると
- 交換に必要なもの(ゴム手袋やゴム付き軍手、8㎜から12㎜くらいまでのメガネレンチやスパナ、バックアップツール、眼を保護できるもの
- バッテリーの規格やサイズをきちんと確認しましょう
- バッテリー交換は、きちんと手順どおりおこなえば、30分くらいの作業です。
- 古いバッテリーの廃棄方法を確認しておくと良いでしょう。
バッテリー交換ってバッテリーがだめになったらと言う方も多いかとおもいます。
一昔前の車と違い電装品に多く頼る現代の車では、バッテリーへの依存度が高く2~3年でバッテリー寿命をむかえることが多くなっています。
快適なカーライフにバッテリーはかかせません。
定期交換するのが望ましいでしょう。