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スタッドレスタイヤの寿命は何シーズン?年数や走行距離の目安と見分け方も紹介!

スタッドレスタイヤは冬道走行の必需品となっていますね。

筆者在住の北の国では、「車を所有している人が、スタッドレスタイヤを持っていない」なんてことはない状況です。

 

余り降雪しない地域に住んでいる方には、「スタッドレスタイヤ?」といった方もいるでしょう。

中には未降雪地帯に住んでいる方でもスキーや旅行などで、スタッドレスタイヤを持っている方も多くいます。

 

今回は、スタッドレスタイヤの寿命の見分け方や買い替え時期などを解説します

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スタッドレスタイヤの寿命の目安はどのくらい?

筆者が乗っている営業車は、冬の時期(11月後半から5月前半ごろ)の約6ヶ月で、15000kmほど走行します。

この走行量だと次のシーズン途中でタイヤ交換となっています。

ここでは、一般的なスタッドレスタイヤの寿命を解説します。

 

スタッドレスタイヤの寿命は、降雪地帯に住んでいる人のほうが気にしている人が多いと感じます。

それはスタッドレスタイヤの性能が安全走行に欠かせないことを知っているからです。

 

一方普段スタッドレスを使用しなく予防安全として持っている方は、そんなに気にしなくても良いのかもしれませんね。

 

一般的にはスタッドレスタイヤの寿命は

  1. タイヤの溝の深さ
  2. 経年劣化
  3. 硬さ

の3つの要素から、

最低でも5~6年でスタッドレスとしての役目は終えると考えた方がよいでしょう。

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スタッドレスタイヤの買い替え時期の見分け方は?

では実際にスタッドレスタイヤの寿命を見分ける3つの要素を解説したいと思います。

この3つのバランスが崩れるとスタッドレスとしての使用限界となることが重要です。

買い替え時期は以下の3要素から見分けるのがよいでしょう。

スタッドレスタイヤの溝の深さ

スタッドレスタイヤの溝にはプラットフォーム(スタッドレスとしての使用期限)が付いています。

サイドウォールの(⇒)マークをたどっていくと見つかります。

 

タイヤ新品時から50%となった時点でプラットフォームが露出し、スタッドレスタイヤとしては使えなくなります。

スタッドレスタイヤとしては使用できませんが夏タイヤとしては使用可能です。

 

一般的に冬期間で5000km走行の方は、新品から4年前後で寿命となるでしょう。

またFF自動車の場合は適切なローテーションをしていないと、2輪だけ極端に減ってしまう現象があるので注意が必要です。

スタッドレスの経年劣化

スタッドレスタイヤはゴム質の柔らかさが氷上性能にかなり影響するタイヤです。

輪ゴムにたとえると、時間経過すると硬化しひび割れしますよね。

 

特に太陽に当たっているとかなり早期にひび割れします。

筆知り合いのリサイクルタイヤ屋さんでは、製造から5年未満のスタッドレスタイヤしか扱わないという話を聞きました。

 

タイヤのサイドウォールには製造年月が刻印されています。

余り古いスタッドレスタイヤはいざという時に全く役に立たないので、あまり使用していないタイヤでも寿命と判断しましょう。

 

サイドウォールに刻印のローマ字+数字4桁を探してみましょう。

たとえばX1219など、この場合2019年の12週に製造となります。

スタッドレスの硬化

これは経年変化ともリンクするのですが、タイヤの硬化が進んでしまうとスタッドレスとしての能力はガクッと落ちてしまいます。

ご自身で判断できない場合は、大手量販店等では硬化測定器で計測してくれたりもしますので一度利用してみることをおすすめします。

 

また経年劣化やタイヤの硬化は、タイヤの保管状況や車庫の有無などによっても大きく左右されます。

これはタイヤがゴムで出来ているからです。

保管にも気を使いたいところですね。

まとめ

スタッドレスタイヤの寿命や買い替え時期をまとめると以下のようになります。

  • スタッドレスタイヤとしての寿命は、5~6年以内と考えましょう。
  • スタッドレスの寿命は、溝の深さ経年劣化硬化の3要素が重要。

 

スタッドレスタイヤの寿命判断は愛車の走行距離やスタッドレスタイヤの使用頻度、保管方法(夏場)などによって大きく変化します

走行距離が多い人は早めにスタッドレスの使用限界が来ますし、ほとんどスタッドレスを使用しない方は経年劣化や硬化で溝が残っていても買い替え時期になってしまいます。

 

皆さんの使用環境によっていつ頃には交換というサイクルを見つけておくことが重要ですね。

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