お役立ち情報

ブレーキパッドの交換時期の目安は?走行距離や異音など寿命の見極め方も解説!

あなたはブレーキパッドは何万キロで交換していますか?

人によっては車検の時に一緒に交換という人もいますよね。

 

また整備士さんから言われたから交換という方もいらっしゃるかもしれません。

筆者はブレーキに関しては車が止まるか止まらないかという重要なパーツなので、所有者がある程度ブレーキのことを把握することが大切であると考えます。

 

今回はブレーキの交換時期、どれくらい走ったら交換を考えるのか?またブレーキの異音による交換のサインなど自動車の所有者に知ってもらいたい情報をお届けします。

スポンサーリンク

車のブレーキパッドの交換時期の目安はどのくらい?

皆さんはブレーキパッドというパーツを見たことがありますか?

縦5㎝×横13㎝位(車種によって違います)のパーツです。

 

コレがフロントには左右で4枚、リアもディスク式なら同じように4枚使用されています。

これほど小さなパーツで車を確実に止めてくれるパーツです。

 

皆さんの命を預かるパーツが、コレだけ小さいわけです。

ここでは一般的な交換時期等を解説します。

ブレーキパッドってどのくらいの距離で交換するのがベター?

ブレーキパッドのメーカーや国産車や外国車によっても違いがあります。

結論から言うと一般ドライバーであれば、国産車は4~5万㎞前後、外国車は3万㎞前後がよいと考えます。

 

またスポーツ走行などをした際には一気にパッドが減っていき、場合によってはサーキット走行ごとにパッド交換やキャリパーオーバーホールが必要になります。

通勤で毎日峠を越えて50㎞通っているなんて人は、パッドの消耗が早いことが多いです。

 

筆者の経験では営業で毎日の様に地方に出て、峠を越えてを繰り返していた時があったのですが(半年位で18000㎞)、交換したばかりの新品パッドが残り2㎜になっていました。

ビックリです!

スポンサーリンク

ブレーキパッドの寿命の見極め方を解説!

車を止める構造はブレーキローターにブレーキパッドが押し付けられて止まるという、意外と単純な構造です。

そうです、摩擦熱を利用しているということです。

 

もちろんローターよりもパッドの方が柔らかい材質なので、先にパッドが減っていきます。

ここではパッド交換の見極め方や異音などによる交換時期等を解説します。

ブレーキパッドの厚さはほぼ10㎜です(車種やメーカーによって若干の違いはあります)。

新品のパッドを10㎜とした場合は残りが5㎜で要注意、1㎜なんて時は、即交換と思っていただければ解りやすいです。

疑問に思われるかもしれませんが、なぜ5㎜で要注意なのでしょうか?

 

経験から解説すると、ブレーキパッドは均等に減らないということが上げられます。

例えばフロントのブレーキパッドの右左で減り方が違う、又はローターをはさむ2個のブレーキパッドが均等に減らない、パッドが斜めに減ったりなど結構いろいろあります。

 

ですから5㎜で注意となっています。

パッドが原因であったりキャリパーやそれ以外の原因も考えての交換喚起です。

 

またバッド残溝は5㎜を切ったところから減りが早くなってくることも、5㎜という要因です。

パッドメーカーなどでもパッドの残溝が半分を切ったら注意してくださいという注意書きが多いのには、理由があるということですね。

パッドの減り方と交換時期

パッドはだいたい10,000㎞で1㎜前後減ると考えてください(一般的な走行場合です)。

5万キロほど走れば5㎜ほど無くなるということですね。

先ほどもお話しましたが残溝5㎜をきると減りが速くなってきますので、交換を考える時期といえます。

パッド交換を知らせるインジケーター音

街中で隣の車がブレーキを踏んだらずっとキーと鳴っていたり、ブレーキを踏んでいないのにキーと鳴ってるのを耳にしたことはありませんか?

多分当該ドライバーもにも聞こえているとは思うのですが、コレはパッドが使用限界に限りなく近づいている知らせを、パッドについているインジケーターが知らせてくれている音です。

 

この音がでた場合は、直ちにパッド交換をしましょう。

筆者的にはそこまで放置してはいけないというのが心情です。

最初にお話させていただきましたが万が一停止しなくなってしまった場合、自身や周りの車の命に関わる迷惑をかけることになります。

おすすめの交換時期

筆者はブレーキパッドを自分で交換しています。

交換作業自体は自身でもディーラーや修理工場等でもどこでも構わないと思います。

 

実際に筆者がおススメする交換時期等を解説します

国産車は4万キロから5万キロ以内(残溝5㎜前後)で溝が残っていても交換、外国車は3万キロ以内(外国車は、柔らかいパッドを使用して減りが早いため)で交換がおススメです。

 

また皆さんの使用方法によっても大きく左右しますので、自身のシチュエーションも考慮して下さい。

年間の走行距離によって何年に1回交換というのも変わってきますので、平均的な年間走行距離で割ってあげて、交換サイクルを算出してみてください。

まとめ

ブレーキパッドの交換時期をまとめてみると

  • 国産車は4万から5万キロ以内ごとに交換(乗り方に違いアリ)、外国車は3万キロ以内で交換。
  • インジケーターのお知らせ音がでた時は即交換しましょう。
  • 自分なりの基本的な交換サイクルを持っておくと心配が少なくなります。

 

ブレーキパッドは事故に直結するパーツですので、インジケーターが鳴っているのに放置してはいけませんよね。

皆さんの安全を守るパーツであるブレーキパッドをご紹介しました。

スポンサーリンク

-お役立ち情報

© 2024 モビラボ