日産はコンパクトSUVのジュークの販売を終了し、北米や中国で販売されているキックスという名前のコンパクトSUVを代わりに導入するという情報があります。
キックスという名称は日本ではかつて軽SUVにつけられていた名称ですが、現在の日産のネーミング傾向からするとそのまま発売されるのではないでしょうか。
なお、海外の現行キックスは2016年に販売されていたものが源流となるため、現在海外で販売されているものからパワートレーンの改良、フロントデザインの変更などがあるかもしれませんね。
日産キックスの日本発売時期はいつごろ?
日産キックスの日本発売時期は2020年春ごろという説や6月ごろという説があります。
キックスは東京モーターショーでの展示がなかったためやや不透明です。
日本国内でのジューク自体の販売は2019年内終了説がささやかれるなどあまり長くないと言われています。
日産のコンパクトSUVの販売に長い空白期間ができることは考えにくいため、春ごろという説や6月ごろの予想から大きく遅れることはないでしょう。
あとダイハツのロッキー、トヨタのライズがドンピシャだから、海外で出してる日産キックスを早く日本で出して欲しい。
— たんてぃらいみ (@naototantyraymi) December 2, 2019
なお、ジューク自体も新型発表時から日本導入を望む声がありましたが、現在の情報から考えると仮に導入されたとしても1年半程度先の話になると考えられます。
日産キックスへe-power搭載の可能性や価格予想も!
日産キックスの現行モデルのサイズは全長4295mm、全幅1760mm、全高1590mmとなっており、エンジンは販売国によって異なりますが1.6リッター、または1.5リッターエンジンと変速機がCVTとなっている点がポイントです。
変速機がDCTとなっている新型ジュークと比べe-POWERを搭載しやすいのではとみられています。
ただし、e-POWERが搭載された場合、次世代ノートに搭載されるものを先取りする可能性はかなり低く、現行ノートの性能をアップデートしたものにとどまるでしょう。
4WDの設定は確実です。
キックスは日本導入に合わせてフェイスリフトしてe-powerと4WD追加かな
— べレク🇫🇷 (@vlx_1919) November 23, 2019
燃費はノートよりは下回る数値になり、JC08モードで31km/l程度にはなると考えられ、トヨタC-HRよりは優れた燃費となるでしょう。
また、ガソリンエンジン車が登場した場合、税制から考えると1.5リッターが国内に用意されるはずです。
キックスの価格は海外仕様で200万円を切る程度となっています。
日本仕様でもこの程度の価格帯でガソリン車が登場し、e-POWERは他社ライバルとの関係もあることから、2WDで250万円以内と予想されます。
まとめ
日産キックスはトヨタのライズより大きく、ホンダのヴェゼルより小さい立ち位置のSUVとして登場し、ジュークよりも乗降性や視界の面では優れた車種となるでしょう。
ダウンサイジングターボなどは採用されない反面、e-POWERを採用する可能性はかなり高く、このクラスのSUVでは燃費トップとなる可能性もあります。
価格は海外仕様の価格から推定してガソリン車で200万円前後、ノートのe-POWERとの価格差から推定してキックスe-POWER仕様で250万円前後が予想されます。
トヨタライズの販売が好調なことなどを考えると、ここから若干価格が安くなることも考えられますね。