FIA世界耐久選手権(WEC)の2018/2019スーパーシーズン最終戦となる第87回ル・マン24時間耐久レースが、いよいよ6月15日(土)から16日(日)にかけてフランスのサルトサーキットで開催されますね。
昼夜を通して24時間走行し続けるルマン24時間レースはドライバーやチーム、レーシングカーにとっても過酷なことで知られていて、予期せぬトラブルから数々の名勝負やドラマが生まれたことでも知られています。
過去には日本車メーカーのワークスチームが出場したり、地上波でも生中継されていた時代もあり、日本人にとってもなじみの深いレースではないでしょうか。
2019年は歴代最多の62台がエントリーするほど盛り上がっていたり、LMP1クラスでの日本メーカーとして初連覇を目指すトヨタの出場があったりと、ぜひ生中継を見たいという方も多いことと思います。
そこで今回は2019年のルマン24時間レースの名シーンを見逃したくないという方に向けて、
- ルマン24時間レースのテレビ放送予定と視聴方法
- スマホでライブ配信動画を見る方法
について紹介していきたいと思います。
調べてみたところルマン24時間レースはJスポーツが現在独占放送権を持っていることがわかりました。
Jスポーツの視聴方法は目的別に、
- 大画面テレビで観戦したい場合はスカパー内でJスポーツと契約
- PCやスマホなどのネットの動画視聴だけでいい場合はオトクなJスポーツオンデマンド
がおすすめです。
記事の中ではスカパーに加入してJスポーツでルマン24時間レースを見る方法とスマホでネットのライブ配信を見る方法の両方を解説していきますので、最後まで楽しみに読み進めてくださいね!
ルマン24時間レースのテレビ放送予定は?
いよいよ6月15日に決勝がスタートするルマン24時間に向けて、テストデーがはじまっています。
【ルマン24時間】決勝2週前の現地テストデーでトヨタ勢が1-2タイム…連覇に向け着々と走行https://t.co/LfAIjmz52r#トヨタ #TOYOTA pic.twitter.com/ibIivgM0IY
— レスポンス (@responsejp) 2019年6月3日
二連覇をかけたトヨタの戦いぶりはぜひテレビ放送で生で応援したいですよね。
以前は地上波でもテレビ放送されていたルマン24時間レースですが、2019年現在テレビでみる方法は、次の2つしかありません。
- 【有料】J SPORTSによる完全生中継
- 6月15日(土) 午後9:30〜6月16日(日)午後11:30
- 【無料】BSフジで後日放送されるダイジェスト
無料で見たい場合には、BSフジで後日放送されるダイジェスト番組で見る方法がありますが、当然生放送ではありませんし、約1時間のダイジェスト放送になってしまいます。
リアルタイムでの24時間完全生中継を見るためには、有料になっていしまいますが、スカパーなどに加入してJ SPORTSを契約するのが唯一の方法です。
スカパー!のJ SPORTS契約完了。ルマンとニュルの生中継楽しみ~。あとツールドフランスと卓球チャイナオープンをチョイ視聴しよう。そのためにもBD焼きを加速せねば…
— すずばやし (@suzubaya) 2019年6月1日
ルマン24時間レースの生中継の視聴方法は?
J SPORTSはCS放送のスカパーと契約することによって見ることができます。
ただCS放送のスカパーに加入すると聞くと、設備の面で不安になったり気になる点がある方もいるのではないでしょうか。
- CSアンテナや専用チューナーなどの設置が面倒?
- 実際に契約する前に自分の家のテレビで見ることが可能かどうか確認したい。
過去にはCS放送を受信しようと思うと専用のチューナーが必要になったり、自分でCSアンテナをとりつける必要があったりしました。
ところが現在のデジタル化されたテレビやレコーダーに内蔵されているチューナーは、ほとんどCS放送を受信するための機能が内蔵されていて、特別な機器は必要ありません。
ルマン24は始まります。スカパーで見ています。ポルシェ速そうですね。トヨタは、どうかなぁー。日産は、駄目ですね。ユニークなレイアウトなんやけど、遅くてはなぁー。
— ばいくのりです。 (@baikunoriise) 2015年6月13日
またCSアンテナは必要になりますが、スカパーの申込みサイトから取り付け工事を依頼することもできます。
最近ではマンションなどではケーブルテレビがアンテナ線を管理していることも多く、自分で設置していなくても、既にCS放送を見ることができる環境にあるケースもよくあります。
簡単に確認する方法としては、現在使っているテレビのリモコンの「CS」ボタンを押してみて、さらに番組表から無料チャンネル「CS161/QVC(キューヴィーシー)」を選んで画面がうつれば、そのままネットから申し込むだけで30分ほどでスカパーを楽しむことができるんです。
ルマン24時間レースをスカパーに加入してJ SPORTSで見るためには、「J SPORTS 1+2+3+4」に加入します。
加入月は無料なので、翌月から
【基本料421円+視聴料2,469円】
の支払いとなります。
この金額でモータースポーツはもちろん、プロ野球やサッカー、サイクルロードレースなど、ありとあらゆるスポーツ番組を見ることができると考えると相当お得ですよね!
スマホでライブ動画を見る方法は?
ルマン24時間レースは24時間という長丁場ということもあり、外出中や移動中などにスマホでライブ配信動画を見たいと思う方もいるのではないでしょうか。
2019年のルマン24時間レースの生中継を見ることができる動画配信サービスには以下のものがあります。
- J SPORTSオンデマンド(24時間完全LIVE配信)
- WEC公式LIVE配信
- TOYOTA GAZOO Racing公式配信(オンボードライブ配信)
この中で無料で楽しむことができるのは、TOYOTA GAZOO Racingによる公式配信で、ドライバー目線の臨場感ある車載カメラでの映像を楽しむことができます。
TOYOTA GAZOO Racingのライブ配信の2019年の詳細はまだ発表されていませんが、公式サイトに「COMING SOON」という表記が見られるので、正式発表を楽しみに待ちたいと思います。
\1年ぶりのル・マン🇫🇷、連覇に向けて走り出す❗/
WEC 18-19年スーパーシーズンの最終戦となる2週間後のル・マン24時間レースに向けて、戦いの舞台サルト・サーキットで公式テストが行われ、TS050 HYBRIDのセッティング作業を順調に進めました🚗💨
その走りをご覧ください❗#WECjp pic.twitter.com/VNnymr2XXm— TOYOTA GAZOO Racing (@TOYOTA_GR) 2019年6月3日
ただ例年通りだと、トヨタの公式動画配信は24時間フルでライブ配信するというわけではありません。
24時間の中のどこで感動的なドラマが繰り広げられるのかわからないので、ルマン24時間のすべてを動画配信で見ようと思うとJ SPORTSオンデマンドで見るのがおすすめです。
ルマン24 7時間切りました。トヨタ8号車頑張って
只今15番手追い上げ中
息子にテレビ陣取りされJ-COMオンデマンドにて観戦中こんな時タブレットで見れる便利さ(*^^*) pic.twitter.com/EHcA1We1gv— nabe 104 (@104_nabe) 2017年6月18日
ひとつだけ気をつけて欲しいのが、スカパーでJ SPORTSを契約していても、動画配信サービスのJ SPORTSオンデマンドを楽しもうとすると、別途正規料金が発生し、割引もないということです。
放送のJ SPORTSを登録し基本は放送で観戦して、出かける時間や外出時だけスマホでJ SPORTSオンデマンドを見ようと思うと、放送とオンデマンドの両方の正規料金が発生してしまうので注意してくださいね。
テレビ放送のJ SPORTSを契約するのであれば、移動中や外出時には無料のトヨタの公式配信で楽しみ、ほとんどテレビの前で観戦する時間がないのであれば、J SPORTSオンデマンドのみを契約するのがおすすめということになりますね。
→ まずはプライム会員に登録してJ SPORTSを体験してみる!
他にも動画配信サービスの種類やオススメを紹介しているのでこちらの記事もご覧くださいね!
→ ルマン2019をネット配信で見る場合のおすすめは?動画視聴方法を比較してみた!
まとめ
史上最多の62台が参戦する2019年のルマン24時間耐久レース。
6月2日に行われたテスト走行でもトヨタのタイムは快調で、日本メーカー初の連覇にも期待が高まります。
今年のルマン24時間レースは例年にもまして見どころいっぱいで、ぜひ生中継で観戦したいですね。
24時間のフル中継ではないものの、トヨタ公式の車載カメラでの迫力ある映像が無料でスマホで楽しめるのもうれしいポイントです。
残念ながら地上波でのテレビ放送はありませんので、大画面のテレビでフルに観戦するためには、スカパーでJ SPORTSを契約して思う存分楽しんでくださいね!