エアクリーナーエレメントは、車のエンジンが正常に稼働するための重要な役目を担っているパーツです。
エンジンが正常に働いてくれる3要件というものに、空気、燃料、火花というのがあります。
この中で空気の部分に不可欠なパーツです。
ここではエアクリーナーエレメントの交換時期や寿命などのお話をします。
エアクリーナーエレメントの交換時期の目安はどれくらい?
一般的なエアクリーナーエレメントの交換サイクルは、3万キロほどとされています。
これはあくまでも基準的なお話で、使用する環境によって汚れ具合が大きく変わるパーツでもあります。
エンジンが稼動するのには、空気が必要不可欠です。
またこの空気にはほこりや砂などの異物が多く含んでいます。
綺麗な空気をエンジンに取り込むために、エアクリーナーエレメントが重要になります。
例えば、交通混雑の多い場所を周辺に毎日走行する場合は、排気ガスなどでエアクリーナーエレメントの汚れが早く進んでいきます。
また空気の澄んだ使用環境の場合は、清掃することでロングライフ使用ができたりします。
ご自身の使用環境等によっては、走行距離が少なくても小まめに交換する必要がでたり、ロングライフ使用できたりするパーツでもあります。
エアクリーナーエレメントは、清掃することで機能を回復することが可能ですが、清掃の仕方を間違えると逆効果の場合もあるので、清掃方法がわからない場合は、無理に作業をせず交換することをおススメします。
エアクリーナーエレメントは、キレイな空気を必要量エンジンに送る役目をしていますので、最低でも3万キロほどで交換すると良いでしょう。
エアクリーナーエレメントが目詰まりを起こすと、燃費悪化やパワーダウンといった不調症状が現れます。ユーザー自身の定期交換サイクルと定期点検が大事なパーツであると考えます。
エアクリーナーエレメントの寿命の判断方法と費用も紹介!
エアクリーナーエレメントの寿命は、定期的な交換をすることでリフレッシュすることが可能です。
しかしながら定期交換以外で寿命と判断した方が良い場合があります。
ここでは、寿命と費用などをお話します。
定期的な交換以外で、交換を必要とする事例
- 砂埃の中を走ったり、砂浜を走った場合は、かなりの確率で砂がエアクリーナー表面についています。
- 高速道路など、季節によって発生する大量の昆虫の群れの中を通過した場合などは交換した方が良いでしょう(筆者も経験しましたが、凄い量の虫がエアクリーナーにこびりついています)。
- 燃費悪化やパワーダウンを感じた時は、エアクリーナーが原因の場合があります。
エアクリーナーは目詰まりを起こすと燃費の悪化やパワーダウンにつながることが多いです。
ただこういった状況に成ったときに、真っ先にエアクリーナーを疑う人は少ないかもしれません。
先ほどの3要件の1つであることを考えてみてください。
燃費悪化の要因になると想像できるでしょう。
交換費用ってどれくらいかかるのでしょうか?
実際にエアクリーナーの交換っていくら位かかるのでしょうか?
結論から言うと、ディーラーでは、軽自動車で3,000円前後、乗用車で5,000円前後、ディーゼルで7,000円前後が多いです。
とあるカー量販店では、軽自動車で2,500円、乗用車で3,500円、ディーゼルで4,400円の消費税という場所もあります。
ご自身で行う場合は、パーツ代だけですので、上記よりも500円~1,000円くらい安く出来るでしょう。
まとめ
エアクリーナーエレメントの寿命や交換費用などをまとめると
- 一般的には、3万キロを目安に交換すると良いでしょう。
- エアクリーナーエレメントは、使用環境などによって汚れスピードが変わります。
- 砂浜や虫の大群の中を走行、燃費悪化やパワーダウンなどの際は、エアクリーナーをチェックしてみましょう
- 交換費用は、ディーラー→大手量販店→DIYの順
エアクリーナーエレメントは、車を動かすエンジンにとって必要不可欠なパーツです。
このエアクリーナーエレメントを適切に管理することで、不具合の少ないカーライフを送ることも可能になります。
定期交換と定期点検を行うと良いでしょう。