カーワックスはボディ表面を守ってくれる役目やボディのツヤ出しとして効果があります。
でもあなたも「ワックスがけめんどうそう」、「やってみたいけどやりかたがわからない」、なんて思っているのではないでしょうか?
車へのワックスがけは確かに労力も必要になる部分もありますが、正しい手順でワックスがけを行うことで、初心者の方でも簡単にできるようになります。
そこで今回は、ワックスのかけ方の正しい手順とコツを解りやすく解説します。
車のワックスを自分でかける手順は?
筆者も最初は「ワックスってめんどう」、「ワックスの良いかけ方が解らなくなる」、「ワックスがけ後に白く残っちゃった」など試行錯誤した時がありました。
また販売されているワックスの種類も多く迷っちゃいますよね。
ワックスは大きく分けて、固形タイプ、半ねりタイプ、液体タイプ、布タイプに分類されています。
今回は、基本的なワックスの正しいかけ方と手順をご紹介します。
手順①きちんと洗車をしましょう
基本的には、ボディ水分をよくふき取っておきます(最近では、濡れたままワックスがけという商品もあります)。
また洗車同様にワックスがけも炎天下や風の強い日などは避けましょう。
手順②ワックスを、専用ワックススポンジに薄く馴染ませていきます。
多くの方がつけすぎになっている場合が多いです。
イメージとしては焼きたてのパンにマーガリンをうすく、うすく均一につける感じです。
手順③ワックスをボディに均一に塗りこんでいきます
ワックスがけで重要なことは、パネルごと(フェンダー・ドア・ボンネットなど)ワックスがけをしていくことです。
また、絶対に円を描く様にはワックスがけをしないようにしましょう。
ワックスがけは、「縦→横→縦」が基本です。
例えば、ボンネット・ルーフ等は、進行方向に塗り、ドアなどは、上から下というのが基本動作としてよいでしょう。
横方向は、縦と縦のラインの間になります。
筆者的には、ワックスの乾きづらい、日陰側ボディサイドから施工し、最後にボンネットやルーフという施工を行っています(先にルーフ等を行うと乾くのが早く、先にふき取らないといけなくなるため)。
手順④ワックスのふき取り作業はワックスが半乾き状態で行うことがポイントです
夏場では10分前後、冬場は15分強くらいが目安でしょう。
また、ワックスを塗ってすぐだと、クロスでふき取っても、ネトっとしてふき取りづらく、乾ききるとワックスがクロスでふき取れない感じになりますので、乾ききる前(筆者は、目立たないところで、指でワックスが簡単に取れたときを目安にしています)。
ふき取り専用クロスで全体的に大まかにふき取っていきましょう。
ここでポイントなのは、ふき取りを2回行うことです。大まかにふき取った後に、出来れば極細系の布で綺麗にふき取っていくと、ワックス残りが少なく、ツヤも出てきます。
手順⑤エンブレムやドアノブなど残ってしまったワックスの白い粕は爪楊枝などに布を巻いて取っていきましょう
実は、こういったところにこびりついたワックスが、後々白くボディを汚くしてしまうからです。
初心者にも簡単にできるコツや注意点を紹介!
最初に、初心者でも簡単なワックスの施工手順をご紹介しましたが、ここではワックスがけの際の注意点やコツをご紹介して行きたいと思います
①ワックスがけをする際に自分でどこまで作業したか解らなくなってしまうことがあります。
こういったミスを防ぐために、作業をする前に、ワックスの付いたスポンジを30から50センチ四方で「ポンポン」とポンつけしておくと良いでしょう。
ワックス塗りムラが少なくなります。
②スポンジにワックスを塗りこむのがうまくいかない場合は、一度スポンジを水にぬらし、強く絞ってからワックスを塗りこんでみてください。
水によって油を弾く原理を利用してワックスがけが楽になります。
③ワックスは油成分です。ガラス面にはつけないように注意しましょう。
つけてしまった場合は、すぐに取り除きましょう。
ワックスがけで失敗した、ムラが出てしまったなどの場合はカーシャンプーか家庭用中性洗剤で早めに洗車してください。
初心者が簡単に施工できるワックス(固形、半ねリ)を紹介!
初心者にも失敗なく簡単に施工できるワックスには以下のようなものがありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ソフト99 激防水 半固形 ホワイト車用 W-65 00341(300g) | ||||
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シュアラスター インパクト・ジュニア 缶 100g | ||||
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クリンビュー イオンコートグロッシー ダークカラーD-6 固形ワックス系 | ||||
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【ポイント10倍】WILLSON(ウィルソン):超防水 ライトパール&メタリック車用 310g 1102 | ||||
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まとめ
初心者でも簡単なワックスのかけ方とコツや注意をまとめると以下のようになります。
- 炎天下や風の強い日はさけましょう
- スポンジに含ませるワックスは、均一にうすくを基本に(一度スポンジに水を拭くませ、絞ってからやると楽)
- 塗る前に、ワックスをポン付けすると失敗が少なくなる
- 塗りは、「縦→横→縦」が基本、円を描く様には×です
- ふき取りは、2回行うとふき取りムラが少なく、ツヤも出やすいです。
今回は誰でも簡単にでき初心者でもコツさえおさえれば、簡単にワックスがけできる手順や注意点をご紹介しました。
色々なワックスが現代では出ているのですが、今回ご紹介したワックスがけの手順は、基本的な失敗の少ない方法です。
購入したワックスの種類によっては専用の手順があったりしますので、きちんと説明を読んでから作業をすることが大事でしょう。