トヨタはFRクーペの86のフルモデルチェンジを行います。
次世代型86もスバルとの共同開発となることは確定しており、水平対向エンジンを搭載しFRレイアウトの2ドアクーペとなります。
またスバルBRZと多くの部分を共通していることなども継続される予定です。
プラットフォームはトヨタのTNGAを採用する説やスバルの新型プラットフォームを採用するなど諸説飛び交っており、2019年にモーターショーでの展示がなかったこともあり情報がまだ固まる段階ではないといえます。
新型86(ハチロク)のフルモデルチェンジの時期はいつごろ?
販売時期に関してはまだ不明な点が多いですが、2019年の東京モーターショーでプロトタイプが発表されていないこと、スバルの新型レヴォーグが2020年後半に発売されることが確定していることから、早くても86のフルモデルチェンジは2021年の春から夏あたりになるでしょう。
86/BRZは2021年にフルモデルチェンジするのかぁ。。。
噂だと2.4Lターボ。。。
うーん。新車なんか買う金ないから10年後だなw— まるやん@クローン病ライダー (@maruyan555) January 15, 2020
なお2020年に現行86がマイナーチェンジされるとの情報もあり、こちらが実現した場合は86のフルモデルチェンジは早い場合でも2021年の各地のモーターショーでプロトタイプ発表、発売は2022年以降になるとみていいでしょう。
新型86(ハチロク)のスペックや価格を予想!
新型86のエクステリアデザインの方向性としては2017年の東京モーターショーで展示されたトヨタのコンセプトカーGR HV SPORTS conceptがサイズ、立ち位置的に近くヒントになることは考えられますが、トヨタが公表したLa Coupeのデザインの方向は採用されないとみていいでしょう。
いずれにせよスパイショットなどがネット上にある段階ではなく、確定した情報とは言い難いものとなっています。
モーターショーで見てきたGR HV SPORTS CONCEPTですが、かっこいいですね!
このまま普通に走っていてもおかしくないフォルムですよね。
担当者ともお話させていただき、今後の展開が楽しみです!
振り切っちゃってください!
#TMStoyota pic.twitter.com/VCtjgXZcQj— ノコノコ🚗💨 (@noko_moto) November 4, 2017
GR HV SPORTS conceptはタルガトップのオープンカーですが、新型86に関してはクーペスタイルが基本で、オープンモデルが登場したとしても発売当初から用意されるものではないでしょう。
スペックに関しては現行モデルの2.0リッターエンジンから、スバルアセントの2.4リッターターボエンジンからターボを取り除いたもので240馬力程度となる説、GR HV SPORTS concept直系で何らかのハイブリッドシステムを搭載する方向性もありますが、現行以上で250馬力以下程度のパワーとなることは確定的で、ターボエンジンを搭載しないという方向性は継続されるのではとみられています。
86の新型は来年だしハイブリッドワンチャンだし!馬力上がるし!あとデザインがどうなるかだけなんだよな
— 小林(こばしん) (@koba_utasuki) December 18, 2019
変速機は6速オートマチックと6速マニュアルが継続される可能性が高く、DSGが採用される可能性はかなり低いといえるでしょう。
なお、価格は200万円台のものが残される可能性が高く、現行より値上げがあったことを想定しても最も低価格なもので280万円台になると見られ、メイングレードは330万円程度となるでしょう。
まとめ
新型86は2ドアFRスポーツクーペという大前提は変わらず、水平対向エンジンの搭載も確定的です。
ハイブリッドシステム搭載の線も含め、エンジン出力は現行の200馬力から10%~20%程度の上昇が見込まれます。
発売時期は早くても2021年の春以降、価格に関しては280万円程度からのスタートとなると考えられます。